![]() |
||||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||||
2021年3月9日(火) | ||||||||||||||||||
第357回 高知県議会 令和3年2月定例会一般質問【一問一答】 | ||||||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||||||
県議会のホームページで、議会の録画がご覧になれます(別窓で開きます) | ||||||||||||||||||
1.コロナ禍における本県の医療、保健体制について |
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
1.コロナ禍における本県の医療・保健体制 |
||||||||||||||||||
■大野たつや 県民の会の大野辰哉です。議長のお許しをいただきましたので、早速、質問に入らせていただきたいと思います。 お話の感染拡大の防止には、まずは、県民の皆さんお一人お一人がマスクの着用ですとか、手洗いの励行といった健康行動をとっていただくということが必要でございますけれども、我々、行政のサイドといたしましても、1つにはリスクの高い行為を抑制することによって感染リスクを引き下げていくということ、そして、感染の早期発見の取り組みを進めていくということが重要になると考えております。 知事初め、対策本部会議、健康政策部、医療機関など関係各位の皆さまのこれまでの御尽力に、改めて敬意と感謝を申し上げるものでございます。
これまで現場の最前線にある福祉保健所におきましては、所内横断的な体制を組んだり、また、クラスターの発生などによって一時的にマンパワー不足が想定された際には、本庁や隣接の福祉保健所からの保健師の応援派遣、あるいは、既に退職をされた保健師の雇用などを行って、何とか対応してきたところでございます。
まず、福祉保健所の公衆衛生医師につきましては、本庁にも公衆衛生医師が必要なことから、5つの福祉保健所に4名の公衆衛生医師しか配置ができておらず、1名には兼務をして2つの福祉保健所管内を見ていただいているという状況となっています。また、年齢の高い医師もおりまして、先行きも大変厳しい状況ということでございます。 保健所の体制整備の必要性については、国の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議からもたびたび指摘がされ、また、地方財政審議会においても、保健所の人員の増員・体制強化を図るための地方交付税の増額などの財政措置についての議論もされるなど、新型コロナウイルスが教訓となり、全国的にも保健所体制の強化、整備に向けての議論が行われるようになってきております。 平時から福祉保健所がその役割を十分に発揮できるよう、医師や保健師の確保や増員、恒常的な人員体制に向けた財政措置などについて、要請をさせていただいておきたいと思います。 |
||||||||||||||||||
(このページのTOPへ) | ||||||||||||||||||
2.障害者施設の新型コロナウイルス対策について |
||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||
■大野たつや 次に、障害者施設の新型コロナウイルス対策についてお伺いしたいと思います。 ●地域福祉部長 県内に202カ所ございます就労継続支援B型事業所を対象に、令和2年の生産活動収入について、先月調査を実施いたしました。その結果、回答のありました57の事業所の平均生産活動収入は、新型コロナウイルス感染症の影響が出始めた3月以降12月までで、前年同期比で約10%の減少でございました。特に、4月と5月は前年比で約25%の減少、6月から9月にかけまして約14%の減少となるなど、大きな影響を受けておりましたが、10月以降は概ね前年並みに回復している状況でございます。 支援施設の中でもB型の事業所については、その利用者は給与でなく作業に応じた工賃の支払いを受けるという特殊性から、国の雇用調整助成金や休業手当などの保障が受けられないことから、新型コロナによって、さらに厳しい状況となっていることが考えられます。 ●地域福祉部長 就労継続支援B型事業所の生産活動収入が減少し、利用者の工賃にも影響が出ていたことから、国において、障害者生産活動支援事業が創設されまして、県においても実施をしているところでございます。高知市においても実施がされております。 次に生産活動支援事業についてですけれども、実態調査に回答された事業者のうち、補助金をできたのは全国で2割しかなかったそうであります。その理由としては、事業が利用者の賃金や工賃、職員の給与などに当てることができなかあったことが言われています。そうしたことからも、今後、新型コロナウイルスの影響を受けて減収となった工賃の補填が可能となるような、個別補償制度の検討や工賃の向上などに積極的に取り組む障害者就労支援事業所への支援の拡充など、国への政策提言についても、要請、お願いをしておきたいと思います。 |
||||||||||||||||||
■大野たつや 次に、障害を持たれている方々への新型コロナウイルスワクチン接種について、お伺いしたいと思います。 ●健康政策部長 国の通知では、対象の高齢者施設の例として、高齢者が入所・居住する介護老人福祉施設や介護老人保健施設、介護医療院、有料老人ホームなどが示されています。 それでは、新型コロナワクチン接種にかかる高齢者施設等のうち、障害者総合支援法による障害者施設とはどのような施設が該当となるのか、健康政策部長にお伺いしたいと思います。 ●健康政策部長 もともとは、障害者施設のうち、65歳以上の高齢者が入所・居住する障害者支援施設や共同生活援助事業所、福祉ホームなどが該当とされていました。しかし、高齢者施設と同様に、新たな通知によりまして、今は65歳以上の障害者に対する居宅介護や就労継続支援など訪問通所系のサービスを行う事業者も対象となっています。 厚生労働省から示された当初の案では、入所施設の従事者などが優先ということでありましたけれども、現場からの声が国に届いたのか、訪問系や通所系の施設の従事者についても、市町村の判断によっては優先対象ともなり得るという改正があったということで、施設における混乱は一定解消できるのではないかと安堵しております。 |
||||||||||||||||||
■大野たつや さて、今回の新型コロナワクチンの予防接種については、全く新しいワクチンかつ任意接種ということで、接種にはワクチンについての正確な知識、認識も必要となります。また、障害を持たれている方々への接種については、意思確認など慎重な対応も求められ、施設のスタッフの理解や対応も必要となる場合もあると思います。 ●健康政策部長 障害のある方に、ワクチン接種のメリットやデメリットなどを正確に御理解いただくために、例えば、知的障害者の方に対しては、専門的な用語や抽象的な言葉を用いず、平易な言葉で繰り返し説明するなど、障害特性に応じた対応というのが求められると考えております。 医師などが施設へ出向いての投与や施設の従事者と利用者が一斉に接種するなども可能とされておりますので、現在、各市町村において、施設での集団接種なども検討がされているところでありますけれども、障害者施設においても、医師などが施設に出向いて、職員と利用者が集団接種を受けられるような体制の検討もお願いしておきたいというふうに思います。これは、要請とさせていただきます。
|
||||||||||||||||||